コールマンのランタンやテントが壊れちゃった😭 修理に出したいけど、いったいどこに持ち込めばいいの？料金はどれくらい？そんな疑問を抱えている方も多いはず。アウトドアギアの老舗ブランド・コールマン製品は、実は修理サービスが充実しているんです。
今回はコールマン製品の修理方法、特に店舗への持ち込み修理について徹底解説します。直送修理との違いや、修理可能な店舗情報、料金体系、そして修理期間まで詳しくご紹介。修理に出すべきか買い替えるべきかの判断ポイントも押さえておけば、長く愛用できるコールマン製品をより有効に活用できますよ。
ポチップ
記事のポイント！
- コールマン製品の修理方法には「直送修理」と「店舗持ち込み修理」の2種類がある
- 持ち込み修理可能な店舗と、それぞれの対応可能な修理内容がわかる
- 修理料金体系と目安、修理期間の目安を知ることができる
- 修理と買い替えの判断ポイントについて理解できる
コールマンの修理を持ち込みできる店舗とサービス内容
- コールマン製品の修理方法は直送と店舗持ち込みの2種類がある
- 持ち込み修理ができる店舗はスポーツショップやアウトドアショップが中心
- 修理を持ち込む前に電話予約が必要な場合が多い
- 秀岳荘は北海道最大級のコールマンコーナーで修理も対応している
- クロスオレンジは福岡で修理依頼が可能なアウトドア専門店
- North Fieldなどサードパーティによる修理サービスも存在する
コールマン製品の修理方法は直送と店舗持ち込みの2種類がある
コールマン製品を修理する方法は大きく分けて2つあります。「直送修理」と「店舗持ち込み修理」です。
直送修理は、コールマンの修理センターに直接製品を送る方法です。具体的な流れとしては、まずコールマンの直送修理受付センター（0120-111-957）に電話して申し込みを行います。受付時間は10:00～17:30（土、日、祝休）です。電話では、お名前、ご住所、ご連絡先、故障品情報などの聞き取りがあります。
申し込み後、発送先の案内があり、修理申込書を同封の上、修理センターまで元払いで発送します。製品ごとに専用の修理申込書があり、テント・シェード用、ライティング・ヒーティング用、その他用と分かれています。
店舗持ち込み修理は、コールマン製品を販売している店舗に製品を持ち込んで修理を依頼する方法です。スポーツオーソリティやゼビオなどの大型スポーツ用品店、秀岳荘やクロスオレンジなどのアウトドア専門店で修理依頼が可能です。
両者の大きな違いは、直送修理の場合は送料や代引き手数料などの費用が余分にかかる点です。一方、店舗持ち込みの場合は梱包作業が不要で、店舗によってはクレジットカード決済も可能という利点があります。
どちらを選ぶかは状況によりますが、お近くに対応店舗がある場合は持ち込み修理の方が経済的で便利なケースが多いでしょう。
持ち込み修理ができる店舗はスポーツショップやアウトドアショップが中心
コールマン製品の修理を持ち込める店舗は、主に以下のようなタイプに分かれます。
まず、スポーツオーソリティやゼビオといった大型スポーツ用品チェーン店です。これらの店舗ではコールマン製品を多く取り扱っており、修理の受付窓口となっています。ただし、実際に店舗内で修理するのではなく、コールマンの修理センターに送る仲介役となるケースが一般的です。
次に、秀岳荘（北海道）やクロスオレンジ（福岡）などのアウトドア専門店です。これらの店舗では、コールマン製品に詳しいスタッフが在籍しており、一部の修理は店舗内で対応できる場合もあります。特にランタンやストーブなどの燃焼器具の修理・メンテナンスに強い店舗が多いようです。
また、コールマンの直営店（昭島店・流山店など）でも修理の受付が可能です。直営店ならではの専門知識でアドバイスを受けられる利点があります。
北海道・東北、関東、中部、関西、中国・四国、九州・沖縄の各地域に修理対応可能な店舗があります。詳細はコールマン公式サイトの「実施店舗一覧」や「店舗情報」ページで確認できます。
ただし、全てのコールマン製品取扱店が修理対応しているわけではありません。修理を依頼する前に、電話やウェブサイトで修理対応の可否を確認することをおすすめします。
修理を持ち込む前に電話予約が必要な場合が多い
コールマン製品を店舗に修理持ち込みする際、多くの店舗では事前の電話予約が必要または推奨されています。これには複数の理由があります。
まず、店舗によって対応できる修理の内容や範囲が異なるためです。例えば、テントのポール修理は対応できても、ランタンの内部メカニズム修理は対応していないといったケースがあります。事前に電話で状況を説明することで、その店舗で対応可能かどうかを確認できます。
次に、修理の混雑状況を把握するためです。繁忙期は修理に時間がかかることがあります。例えば、ある情報によると、キャンプブームとコロナの影響でゼビオでの修理期間は1ヶ月以上かかるとの回答もあったようです。事前に納期を確認しておくことで、計画的に修理に出すことができます。
また、修理料金の目安を知るためにも電話予約は役立ちます。状態を説明することで、おおよその修理費用を教えてもらえる場合があります。これにより、修理か買い替えかの判断材料になります。
さらに、店舗によっては修理専門のスタッフが常駐していない日があります。事前に連絡しておくことで、適切なスタッフがいる日時を選んで持ち込むことができます。
電話予約の際は、製品名、問題の症状、購入時期などを伝えると、よりスムーズに対応してもらえるでしょう。また、修理に必要な書類（購入証明書など）があれば、持参すべきかどうかも確認しておくと良いでしょう。
秀岳荘は北海道最大級のコールマンコーナーで修理も対応している
北海道にあるアウトドア専門店「秀岳荘」は、北海道最大級のコールマンコーナーを有し、充実した修理サービスを提供しています。特に白石店のコールマンコーナーは注目に値します。
秀岳荘白石店のコールマンコーナーは3Fフロアにあり、テント、ファニチャー、ガソリン器具、BBQグリル、ガス器具、シュラフ、焚火台、LEDランタン、カトラリー、パーツなど、コールマン製品を幅広く取り揃えています。限定商品も含めた豊富なラインナップが魅力です。
修理サービスの特徴として、専門スタッフが常駐している点が挙げられます。売り場には3人の専門スタッフが常駐しており、お客様のご案内をしています。専門店ならではの商品説明と情報提供が受けられます。
特筆すべきは、ストーブやランタン、テントポールなどの修理を現場で迅速に行っている点です。店舗に持ち込めば、コールマンに送付する手間を省き、場合によっては即日対応も可能です。この点は、急いで修理を完了させたい方にとって大きなメリットとなるでしょう。
また、コールマンを知り尽くした専門スタッフによるアドバイスも受けられます。故障の原因や、今後のメンテナンス方法など、製品をより長く使うためのノウハウを教えてもらえる点も魅力的です。
秀岳荘白石店のアクセス情報や営業時間、修理可能な製品の詳細などは、秀岳荘の公式ウェブサイトで確認できます。北海道在住の方や旅行中の方で、コールマン製品の修理を検討されている方は、ぜひ一度問い合わせてみることをおすすめします。
クロスオレンジは福岡で修理依頼が可能なアウトドア専門店
福岡県筑紫野市にある「クロスオレンジ」は、アウトドア用品の専門店として、ランタンやバーナーの修理・メンテナンスに力を入れています。コールマン製品の修理も受け付けている点が特徴です。
クロスオレンジには、コールマンのメンテナンスライセンスカード取得者やPetromax（ペトロマックス）のメンテナンス講習受講者などが在籍しています。そのため、専門的な知識と技術を持ったスタッフによる質の高い修理が期待できます。
修理依頼の方法は、まずお問い合わせフォームから相談・申し込みを行います。電話（092-408-6145）での問い合わせも可能です。店舗営業時間は11:00-19:00で、定休日は火曜日となっています。
クロスオレンジで受け付けている修理は、主にランタン・バーナー類に限定されています。テントなどその他の製品については、メーカー対応となるようです。また、ガス缶を利用する機器の修理はメーカー対応となり、金属加工を伴う修理や塗装、改造はお受けできないとのことです。
福岡や九州地方にお住まいの方で、コールマンのランタンやバーナーの修理を検討されている場合、クロスオレンジは有力な選択肢となります。店内には他にもキッズスペースやおむつ替え台を備えた多目的トイレ、フリードリンクサービスなどがあり、家族連れでも利用しやすい環境が整っています。
修理の際は、症状や購入時期などの情報を事前に準備しておくとスムーズです。また、修理料金や期間については、製品の状態によって異なるため、事前に問い合わせることをおすすめします。
North Fieldなどサードパーティによる修理サービスも存在する
コールマン公式のルートだけでなく、サードパーティー（第三者）による修理サービスも存在します。その代表的な例が「North Field（ノースフィールド）」です。
North Fieldは「コールマンパーツショップ by North Field」というショップ名で、コールマン製品の修理サービスを提供しています。特筆すべきは、その格安な工賃です。基本工賃は1,980円とリーズナブルで、ビンテージモデルのオーバーホール料金も含まれています。
North Fieldの修理サービスの特徴として、約20年の経験を持つスタッフによるメンテナンス技術があります。これまで約4,000台以上のランタン、ストーブをメンテナンスしてきた実績があるとのことです。また、廃盤パーツやオリジナルパーツ類を製作・販売しており、古いモデルでも対応できる可能性が高い点が魅力です。
修理の流れは、まず電話かメールでモデル名、症状、状態などを相談し、概略のお見積りと注意点を確認します。その後、正式に注文し、修理品を送付します。メンテナンス実施後、高額パーツ交換が必要な場合は追加金額の提示があります。燃焼テスト結果が報告され、銀行振り込みで精算した後、クロネコヤマト宅急便で返送されます。
ただし、North Fieldでも対応できない修理があります。例えば、パーツ分解ができないほど状態が悪い個体、改造されている個体、パーツ入手が困難なストーブ、軍用ランタン・ストーブ、LPGガスモデル（メーカー修理のみ）、希少価値の高いモデル、他メーカー製品などは対象外となっています。また、タンク内部の錆取りや保護、改善なども行っていません。
奈良県の実店舗でもメンテナンスを受け付けており、チェックバルブ交換、ポンプカップ交換、ジェネレーター交換など、急いですぐにその場でメンテナンスを希望する方は来店予約も可能です。
ポチップ
コールマン製品の修理にかかる料金と期間について
- 修理方法によって費用構成が異なるため持ち込みの方が経済的なケースが多い
- テントの修理料金は破れの大きさやポールの状態によって変動する
- ランタン・ストーブの修理料金は工賃と部品代に分かれる
- 店舗持ち込み修理の納期は混雑状況によって1週間から1ヶ月以上まで幅がある
- 直送修理の場合の流れと必要な手続きの詳細
- 修理か買い替えか判断するポイントと製品寿命について
- まとめ：コールマン修理を持ち込み店舗に依頼する際のポイント総集編
修理方法によって費用構成が異なるため持ち込みの方が経済的なケースが多い
コールマン製品の修理費用は、直送修理と店舗持ち込み修理で費用構成が異なります。一般的に、店舗持ち込み修理の方が経済的である場合が多いです。
直送修理の場合、総費用は以下の要素で構成されます：
- 商品を送るときの送料（元払い）
- パーツ料金＋技術料
- サービス利用料（800円＋消費税）
- 返送時の代引き手数料
これに対して、店舗持ち込み修理の場合は：
- パーツ料金＋技術料
- 店舗によっては手数料
このように、直送修理では送料や手数料などの追加費用がかかるため、総額で見ると店舗持ち込み修理の方が安くなるケースが多いです。
さらに、アウトドアショップによっては、ショックコードなどの部品を購入すれば無料で交換作業をしてくれる場合もあります。例えば、テントポールのショックコード交換であれば、ショップでショックコードを購入し、その場で交換してもらうのが最も経済的な方法かもしれません。
ただし、修理内容や製品の状態によっては、専門的な技術や設備が必要となり、直送修理の方が適している場合もあります。複雑な修理や特殊な部品が必要な場合は、コールマンの修理センターでの対応が確実です。
また、North Fieldのような第三者の修理サービスを利用する選択肢もあります。基本工賃1,980円という格安価格で、ビンテージモデルのオーバーホールも対応しているのは魅力的です。ただし、送料は別途かかる点に注意が必要です。
結論として、修理費用を抑えたい場合は、まず近くの取扱店舗に問い合わせて、対応可能かどうかを確認することをおすすめします。対応できない場合や複雑な修理の場合は、直送修理やサードパーティの修理サービスを検討するとよいでしょう。
テントの修理料金は破れの大きさやポールの状態によって変動する
コールマンのテント修理料金は、主に破れの大きさやポールの状態によって変動します。独自調査の結果、おおよその料金目安を把握できました。
テントの生地に関する修理料金は以下のようになっています：
- 小さな破れ（5cm × 5cmサイズ程度）：約1,500円
- 中程度の破れ（10cm × 10cmサイズ程度）：約2,500円
- 複数箇所の破れ（3、4ヶ所）：約8,000円程度
テントポールの修理については：
- ポール1本の修理：約5,500円
- 全てのポール曲がりがある場合：修理内容により大きく変動（10,000円以上）
シビアなケースでは、テントの生地の破れが多数あり、全てのポールに曲がりがある場合、修理料金は20,000円程度にもなることがあります。
ただし、これらの料金はあくまで目安であり、実際の修理料金はテントの状態や修理内容によって異なります。また、テントの種類やサイズによっても料金は変わってきます。大型の2ルームテントなどは、修理部分が大きくなるため、料金も高くなる傾向があります。
テントポールの修理に関しては、ショックコード（ポール内部のゴム紐）の交換が必要になるケースが多いです。この場合、自分で交換することも可能で、インターネット通販では1000円未満で十分な長さのショックコードを購入できます。DIYで対応すれば、修理費用を大幅に抑えることができるでしょう。
重要なのは、修理を依頼する前に見積もりを取ることです。コールマンの直送修理センターに電話で問い合わせると、修理料金の見積もりを提示してくれます。また、店舗持ち込みの場合も、事前に修理料金を確認してから依頼することができます。
なお、修理料金が高額になる場合は、新しいテントの購入を検討することも一つの選択肢です。特に経年劣化が進んでいるテントの場合、修理を繰り返すよりも買い替えた方が経済的なケースもあります。
ランタン・ストーブの修理料金は工賃と部品代に分かれる
コールマンのランタンやストーブといった燃焼器具の修理料金は、主に「工賃」と「部品代」に分かれています。この料金体系を理解することで、修理にかかる費用の見通しを立てやすくなります。
工賃については、コールマン公式の直送修理の場合、基本的な技術料と800円（+消費税）のサービス利用料がかかります。一方、サードパーティのNorth Fieldでは、基本工賃が1,980円とリーズナブルです。この工賃には、実フレームの燃焼テスト用マントル代、ガソリン代、潤滑オイル代なども含まれています。
部品代については、交換が必要な部品によって金額が大きく異なります。例えば、以下のような部品交換が一般的です：
- ジェネレーター交換
- 給油キャップガスケット交換
- チェックバルブ交換
- ポンプカップ交換、注油
- グラファイトパッキン交換
- バルブアッセンブリー交換（現行モデル）
- バルブアッシーオーバーホール（ビンテージ）
これらの部品の中でも、バルブアッセンブリーなどの主要部品は比較的高価です。一方、ガスケットやポンプカップなどの消耗品は比較的安価です。
修理の最終段階では、30分～40分程度の燃焼テストが行われ、製品の状態が確認されます。北ホールドの場合、修理完了状況を写真や動画で報告し、メンテナンス点検簿も作成してくれるようです。
注意すべき点として、ビンテージモデル（特に1950年以前の製品）やパーツ入手が困難なモデル（400系、505、576など特定のストーブ類）、改造されている製品などは、修理対応が難しい場合があります。また、タンク内部の錆取りや保護、改善なども一般的には対応していないようです。
修理を検討する際は、まず製品の状態を自己診断し、どの部品に問題があるのかを把握しておくとよいでしょう。また、修理前に見積もりを取ることで、予想外の高額請求を避けることができます。
結論として、ランタン・ストーブの修理費用は、シンプルな消耗品交換であれば数千円程度、複雑な機構修理が必要な場合は1万円以上かかる可能性があります。製品の状態と価値を考慮した上で、修理すべきか買い替えるべきかを判断するとよいでしょう。
店舗持ち込み修理の納期は混雑状況によって1週間から1ヶ月以上まで幅がある
コールマン製品を店舗に持ち込んで修理する場合、納期は店舗の混雑状況や修理内容によって大きく異なります。独自調査の結果、おおよその納期の目安が判明しました。
通常時の標準的な納期は約1週間から2週間程度です。しかし、混雑状況によってはこれよりも長くなることがあります。特に、キャンプシーズン（春から秋）は多くの修理依頼が集中するため、納期が延びる傾向があります。
例えば、あるユーザーの報告によると、キャンプブームとコロナの影響で、ゼビオでの修理期間は1ヶ月以上見てくださいとの回答があったそうです。このように、繁忙期には1ヶ月以上かかるケースもあるようです。
一方、店舗によっては、軽微な修理であれば即日または数日で対応してくれる場合もあります。特に秀岳荘やクロスオレンジなどのアウトドア専門店では、スタッフが在籍している日であれば、ストーブやランタン、テントポールなどの修理を現場で迅速に行っているケースもあります。
North Fieldの場合は、該当モデルが到着してから最長で「約2週間程度」をメンテナンス期間としています。ただし、交換用の取り寄せパーツが必要な場合は、パーツ到着までさらに約1週間のお時間がかかるとのことです。
納期に影響する主な要因は以下の通りです：
- 繁忙期か否か（キャンプシーズンは混雑する傾向）
- 修理内容の複雑さ（単純な部品交換か、複雑な調整が必要か）
- 必要なパーツの在庫状況（取り寄せが必要な場合は時間がかかる）
- 店舗の対応能力（専門スタッフの在籍状況など）
急いで修理が必要な場合は、複数の店舗に問い合わせて、最短で対応してくれる店舗を探すことも一つの方法です。また、修理を依頼する際に、いつまでに必要かを伝えておくと、可能な限り対応してくれる場合もあります。
コールマンのブログ記事で紹介されていた事例では、お客様がキャンプ予定に間に合わせるために修理を急いでほしいと依頼したところ、週末のキャンプに間に合うよう特別に手配してくれたという例もあります。このような柔軟な対応も、コールマンのアフターサポートの特徴と言えるでしょう。
直送修理の場合の流れと必要な手続きの詳細
コールマン製品を直送修理する場合の流れと手続きについて、詳細に解説します。直送修理は、店舗に持ち込めない場合や、複雑な修理が必要な場合に選択されることが多いです。
まず、直送修理の申し込みはコールマンのカスタマーサポートに電話で行います。コールマンの直送修理受付センターの電話番号は0120-111-957で、受付時間は10:00～17:30（土、日、祝休）です。電話では、お名前、ご住所、ご連絡先、故障品情報などの聞き取りがあります。この時点で、修理内容や料金の概算について質問することも可能です。
申し込み後、発送先の案内があります。修理申込書を同封の上、弊社修理センターまで元払いにて発送します。修理申込書は製品のカテゴリによって異なり、テント・シェード用、ライティング・ヒーティング用、その他用の3種類があります。これらの申込書はコールマン公式サイトからダウンロードできます。
修理センターに製品が到着すると、専門のスタッフが状態を確認し、必要な修理内容を見積もります。修理代金の上限を事前に設定しておくと、お見積り連絡を省き納期を短縮できるというメリットがあります。
修理完了後は、代引き便にて製品が返送されます。修理代金は宅配業者に支払うシステムです。直送修理の合計金額は以下の要素で構成されます：
- お送りいただく際の送料
- パーツ料金+技術料
- サービス利用料（800円＋消費税）
- ご返送時の代引き手数料
修理品の納期は通常1～2週間程度です。ただし、繁忙期はそれ以上のお時間をいただく場合もあるようです。
直送修理の際の注意点として、テントを送る場合は、破損を防ぐためベンチレーター、ベイルハンドル、ガラスグローブなどの取り外し可能な部品は外して送ることが推奨されています。また、ランタンの場合は、ガラスグローブなどの壊れやすい部品は同梱せず、本体のみを送ることが一般的です。
なお、本サービスは日本国内のみとなっています。海外からの修理依頼は受け付けていないようです。
直送修理は店舗持ち込みよりも手間と費用がかかりますが、全国どこからでも利用できる点と、コールマン純正の修理を受けられる安心感があります。特に希少価値のある製品や、複雑な修理が必要な場合は、直送修理を選択するのが賢明でしょう。
修理か買い替えか判断するポイントと製品寿命について
コールマン製品を長く使っていると、いずれ「修理すべきか、買い替えるべきか」という判断を迫られる時が来ます。この判断を適切に行うためのポイントと、製品の寿命について説明します。
まず、修理と買い替えを判断する主なポイントは以下の通りです：
- 修理費用と新品の価格比較： 修理費用が新品の50%を超える場合は、買い替えを検討する目安となります。例えば、テントの複数箇所の破れと全ポールの曲がりがある場合、修理費用は2万円程度になることもあります。この場合、エントリーモデルのテントであれば、新品購入の方が経済的かもしれません。
- 製品の経年劣化度： 特にテントやタープは、紫外線や湿気による生地の劣化が避けられません。生地が薄くなっていたり、防水コーティングが剥がれてきている場合は、部分修理しても全体の耐久性は向上しません。こうした場合は買い替えを検討すべきでしょう。
- パーツの入手可能性： 古いモデルや廃盤製品は、純正パーツの入手が困難な場合があります。North Fieldのようなサードパーティでも対応できない場合は、買い替えが現実的な選択となります。
- 今後の使用頻度と期間： これからどれくらいの頻度で、どのくらいの期間使用するかも重要な判断材料です。頻繁に使用する予定なら、多少高くても新しい製品に投資する価値があるかもしれません。
コールマン製品の一般的な寿命については、テントは適切なメンテナンスを行えば5～10年程度使用できると言われています。ただし、これはあくまで目安であり、お手入れの方法によって大きく変わります。
テントの寿命を左右する最大の要因は「収納時や使用後にしっかりと乾燥させること」です。テントが濡れたままで保管すると、防水性能が低下し、生地が劣化する加水分解が生じます。また、紫外線による生地の劣化も避けられない要因です。これは使用回数に比例するため、頻繁に使用するテントは劣化が早まります。
ランタンやストーブなどの燃焼器具は、適切なメンテナンスを行えば数十年使用できる例もあります。実際に、30年以上同じランタンを使用しているユーザーも少なくありません。ただし、ゴムパーツや樹脂部品は経年劣化するため、定期的な交換が必要です。
買い替えを検討する際は、現行モデルのメリットも検討材料にするとよいでしょう。例えば、近年のテントは軽量化や設営の簡便さ、通気性の改善など、技術革新が進んでいます。また、「ダークルームテクノロジー」のような新機能が追加されていることもあります。
結論として、修理費用、製品の状態、今後の使用計画を総合的に考慮し、修理か買い替えかを判断するのが賢明です。愛着のある製品であれば多少高くても修理する価値がありますし、次のステップアップを考えているなら新製品を検討するのも一つの選択肢です。
ポチップ
まとめ：コールマン修理を持ち込み店舗に依頼する際のポイント総集編
最後に記事のポイントをまとめます。
- コールマン製品の修理方法は「直送修理」と「店舗持ち込み修理」の2種類がある
- 店舗持ち込み修理はスポーツオーソリティやゼビオなどの大型スポーツ用品店、秀岳荘やクロスオレンジなどのアウトドア専門店で可能
- 持ち込み修理は送料がかからず、場合によってはクレジットカード決済も可能なため便利
- 修理を持ち込む前に電話予約が推奨され、対応可能な修理内容や納期を確認できる
- 秀岳荘は北海道最大級のコールマンコーナーを有し、専門スタッフが常駐して修理対応している
- クロスオレンジは福岡のアウトドア専門店で、ランタン・バーナーの修理に強みがある
- North Fieldなどのサードパーティによる格安修理サービスも選択肢として存在する
- 直送修理は送料やサービス利用料がかかるため、総額で見ると店舗持ち込み修理の方が経済的なケースが多い
- テントの修理料金は破れの大きさやポールの状態によって変動し、小さな破れは約1,500円、ポール1本の修理は約5,500円が目安
- ランタン・ストーブの修理料金は工賃と部品代に分かれ、消耗品交換であれば数千円程度から
- 店舗持ち込み修理の納期は通常1～2週間だが、キャンプシーズンなどの繁忙期は1ヶ月以上かかることもある
- 直送修理はコールマンの修理センターに電話で申し込み、修理申込書を同封して元払いで発送する流れ
- 修理か買い替えかは、修理費用と新品価格の比較、製品の経年劣化度、パーツの入手可能性、今後の使用頻度などを考慮して判断する
- テントの寿命は適切なメンテナンスを行えば5～10年程度、最も重要なのは使用後の乾燥
- 店舗持ち込み修理を依頼する際は、複数の店舗に問い合わせて条件を比較検討するのが賢明
コールマン修理を店舗に持ち込みたい場合、自分の居住地域の対応店舗を確認し、事前に電話で相談するのが最適な方法です。修理内容や納期、費用を確認した上で、自分に合った選択肢を選びましょう。
「コールマン修理を便利に依頼できる🔧持ち込み店舗はここ！料金から納期まで徹底ガイド」
