タープテントを設営する際、風に飛ばされないようしっかり固定するには重りが欠かせません。でも、専用の重りって高いんですよね。そこで気になるのが100均で手に入る代用品。実は100均でも十分な重りが手に入り、テントをしっかり固定できるんです。
キャンプやマルシェ出店など、アウトドアでタープテントを使う機会は多いもの。特にペグが打てないコンクリート上や砂浜では重りが必須です。今回は100均で入手できる重り商品や、その使い方、必要な重さの目安まで、お財布に優しいタープテント固定法を徹底解説します。

記事のポイント!
- タープテント固定に必要な重りの重さと100均で買える商品の種類
- 100均の重し袋やウォーターウェイトの特徴と使い方
- ペットボトルや砂、水を使った効果的な固定方法
- 予算別・状況別のおすすめタープテント重り選びのポイント
タープテントの重りとして100均の商品を活用する方法
- 100均で買える重り商品は主に水・砂袋タイプとウォーターウェイトの2種類
- 100均の重し袋はペットボトル4本で約8kgの重りになる優れもの
- 100均のウォーターウェイトは水5.5Lで約5.5kgの固定力を発揮
- 100均重りの耐久性は使用環境と設置場所に注意が必要
- 100均重りの予算目安は1脚あたり2つ以上で合計10kg必要
- 100均重りの携帯性と収納は専用品よりも圧倒的に便利
100均で買える重り商品は主に水・砂袋タイプとウォーターウェイトの2種類
タープテントの固定に使える100均の重りには、大きく分けて2種類あります。調査の結果、ダイソーやセリアなどの100均ショップで手に入る重りとしては、「重し袋タイプ」と「ウォーターウェイトタイプ」が主流であることがわかりました。
重し袋タイプは、黒いポリエチレン製の袋で、ファスナーで開閉できるようになっています。中にペットボトルや砂、小石などを入れて重りとして使用します。一方、ウォーターウェイトタイプは、直接水を入れて使うPVC素材のタンクです。
どちらも100均といっても、現在では220円(重し袋)や330円(ウォーターウェイト)程度で販売されていることが多いようです。とはいえ、専用の重りが1つ3,000〜5,000円することを考えると、かなりお得です。
これらの商品は、キャンプ用品コーナーではなく、園芸やガーデニングコーナーにあることも多いので、探す際は様々な売り場をチェックしてみるといいでしょう。
また、100均の重りは軽量で持ち運びやすく、使わないときはコンパクトに収納できるという大きなメリットがあります。アウトドア愛好家にとって、荷物のかさばりを抑えられるのは非常に重要なポイントです。
100均の重し袋はペットボトル4本で約8kgの重りになる優れもの
ダイソーなどで購入できる重し袋は、2Lのペットボトルが4本入るサイズで、ファスナーで蓋を閉められるようになっています。2Lペットボトル4本分で約8kgの重りができるため、タープテントの支柱1本あたりに必要とされる10kgにかなり近い重さを確保できます。
この重し袋の素材はレジャーシートのような薄手のポリエチレンでできており、雨に濡れても水が染み込まず洗って繰り返し使えるため、衛生的で長く使用できます。ペットボトル以外にも、小さな石や砂利、砂を詰め込んで重りにすることも可能です。
特筆すべき点は、底の部分にループがついていることです。このループにロープやカラビナ、ペグを通すことができるので、重りとしての機能だけでなく、地面に固定する機能も兼ね備えています。これにより、より強い風にも耐えられる固定力を発揮します。
また、別の使い方として、この重し袋をゴミ箱として使用することもできます。キャンプなどでゴミ袋は風で飛ばされがちですが、この重し袋の中にゴミ袋を設置してペグで固定すれば、安定したゴミ箱になります。ファスナーで蓋を閉じることができるので虫の侵入も防げますし、そのまま持ち帰るゴミ箱としても優秀です。
重し袋は幅広い用途に使えるため、タープテントの固定以外にも活躍の場が多く、100均で購入できるアイテムの中でも特に優れものと言えるでしょう。
100均のウォーターウェイトは水5.5Lで約5.5kgの固定力を発揮
100均のウォーターウェイトは、PVC素材でできており、直接水を入れて使用するタイプの重りです。調査によると、ダイソーなどで販売されているウォーターウェイトは約5.5Lの水を入れることができ、水の重さは1Lあたり約1kgなので、満水にすると約5.5kgの重りになります。
タープテントの支柱1本あたりに10kg程度の重りが推奨されていることを考えると、このウォーターウェイトは1つでは少し物足りないかもしれません。そのため、支柱1本あたり2つ使用すると安心感が増すでしょう。つまり、2.5m×2.5mの一般的なタープテント(4本支柱)の場合、合計8個のウォーターウェイトが必要になります。
ウォーターウェイトの魅力は何といっても、使わないときは水を抜いて軽く持ち運べることです。キャンプ場や設置場所に到着してから現地の水を入れればいいので、持ち運びの負担が大幅に軽減されます。
また、このタイプの重りには紐を通す穴が付いており、ロープやカラビナを直接ひっかけて使用することができます。この点は非常に便利で、テントの支柱にしっかり固定できます。
ただし、注意点としては、設置場所に小石や尖ったものがあると穴が開いて使えなくなる可能性があります。使用前に設置場所の環境をチェックし、必要に応じて地面の清掃をしておくことをおすすめします。また、重くなった状態で引きずると破損する恐れがあるため、両手で持つか台車で運ぶようにしましょう。

100均重りの耐久性は使用環境と設置場所に注意が必要
100均の重りは価格の安さが魅力ですが、その分耐久性については専用の重りと比べると劣る面があります。特にウォーターウェイトタイプは、尖った物体の上に置くと破れやすいという弱点があります。
調査によると、ウォーターウェイトを使用する際は、設置場所に小石や木の枝、鋭利な物体がないか事前にチェックすることが重要です。また、重りに水を入れた後に引きずって移動させると、地面との摩擦で底面が擦れて穴が開く可能性があります。移動させる際は必ず持ち上げるようにしましょう。
一方、重し袋タイプはポリエチレン製で比較的丈夫ですが、中に入れるペットボトルや砂の配置によっては、テントの支柱に均等に重量がかからず、効果が半減することがあります。袋の中の内容物をバランスよく配置することが重要です。
また、100均の重りは長期間の屋外使用には向いていない可能性があります。特に紫外線による劣化が進みやすく、数シーズン使用すると素材が脆くなり破れやすくなることがあります。常設のテントや長期間の設置には、より耐久性の高い専用の重りを検討した方が安心かもしれません。
それでも日帰りのキャンプや短期間のイベント出店などでは十分な耐久性を発揮します。コスパを重視する場合は、100均の重りを複数用意して、破損したら交換するという使い方も一つの方法です。最悪の場合でも、専用品を1つ購入するよりも経済的である可能性が高いでしょう。
100均重りの予算目安は1脚あたり2つ以上で合計10kg必要
タープテントを安全に固定するためには、どれくらいの重りが必要なのでしょうか。調査の結果、一般的に支柱1本あたり約10kgの重りが目安とされていることがわかりました。風が少し強く吹いている環境でも飛ばされない程度の重さです。
100均のウォーターウェイトは満水で約5.5kg、重し袋にペットボトル4本入れた場合は約8kgになります。つまり、1本の支柱に対して、ウォーターウェイトなら2つ、重し袋なら少なくとも1つ必要ということになります。
一般的なタープテントは4本の支柱があるため、すべての支柱をしっかり固定するなら、ウォーターウェイトが8個、重し袋が4個必要になります。ウォーターウェイトが330円、重し袋が220円だとすると、必要な予算は以下のようになります。
- ウォーターウェイト8個:330円×8=2,640円
- 重し袋4個:220円×4=880円
比較として、専用のタープテント用重りは1つ3,000〜5,000円することが多く、4つ揃えると12,000〜20,000円程度になります。100均の重りを使えば、専用品の約1/5〜1/10程度の予算で済むことになり、コスト面でのメリットは明らかです。
ただし強風が予想される場合や、特に安全性を重視したい場合は、目安以上の重りを用意することをおすすめします。100均の重りは安価なので、多めに購入して固定力を高めるという選択肢も十分現実的です。
100均重りの携帯性と収納は専用品よりも圧倒的に便利
100均の重りの大きなメリットの一つが、その携帯性と収納のしやすさです。特に注水タイプのウォーターウェイトは、使わないときは水を抜いてコンパクトに折りたためるため、持ち運びがとても便利です。
調査によると、専用のタープテント重りは金属製のものが多く、1つで5〜10kgあり、かさばるうえに車のパフォーマンスにも影響します。一方、100均の重りは現地で水や砂を入れて使うため、往路は軽い状態で運ぶことができます。これは特に車のスペースが限られているキャンパーや、公共交通機関を利用する方にとって大きな利点です。
重し袋タイプも、使わないときは平らに折りたたんで小さなスペースに収納できます。ペットボトルや砂は現地調達するか、別途運ぶ必要がありますが、袋自体はほとんど場所を取りません。
また、収納時のスペース効率も優れています。シーズンオフには専用の重りはかなりのスペースを占めてしまいますが、100均の重りはコンパクトに畳んで小さな箱やケースに収納できます。
多くのアウトドア愛好家が荷物の量と重さを最小限に抑えたいと考えているため、この携帯性の高さは見逃せないメリットです。キャンプ用品はどんどん増えていくものなので、一つ一つのアイテムがコンパクトであることの価値は大きいと言えるでしょう。
実用面でも、現地で水を入れて使用するタイプは、ちょうど必要な重さに調整できるという柔軟性があります。風の強さに応じて水の量を調整できるのも魅力の一つです。

タープテントの重りと100均代用品の実用的な活用法
- タープテント支柱1本あたり10kgの重りが風対策の目安
- ペットボトルに砂を入れると1本で3~5kgの重りになる便利な代用品
- コンクリートブロックやレンガも100均重りの代わりとして有効
- ウォータータンクやウォーターバッグも優れた重り代用品
- 重りの固定方法はマジックテープやロープで確実に行うのがポイント
- マルシェやイベント出店時は角の尖っていない安全な重りを選ぶべき
- まとめ:タープテントの重りに100均商品を活用する際の重要ポイント
タープテント支柱1本あたり10kgの重りが風対策の目安
タープテントは風の影響を受けやすく、しっかりと固定しないと強風で飛ばされる危険性があります。調査の結果、安全に固定するためには支柱1本あたり約10kgの重りが目安とされていることがわかりました。
この10kgという数値は、風や使用状況によって変わることもありますが、少し強めに風が吹いている程度なら飛ばされない重さとして広く認識されています。4本脚のタープテントであれば、合計で約40kgの重りが必要ということになります。
ただし、これはあくまで目安であり、絶対に安全な重さというものはありません。極端に強い風や突風が吹く場合は、重りを付けていても飛ばされる可能性があります。天候が不安定な日や強風が予想される場合は、タープテントの設営自体を見送ることも安全対策の一つです。
また、タープテントの大きさや形状、素材によっても必要な重りの量は変わってきます。特に天幕が大きいタイプは風の影響を受けやすいため、より重い重りが必要になることがあります。また、風が抜ける構造になっているテントとそうでないテントでも必要な重さは異なります。
支柱に取り付ける重りだけでなく、可能であればペグやロープでの固定も併用するとより安全です。ペグが打てる環境であれば、重りとペグの両方を使用することで、より強い風にも耐えられる固定が可能になります。
ペットボトルに砂を入れると1本で3~5kgの重りになる便利な代用品
100均の重り以外にも、手軽に入手できる代用品としてペットボトルが非常に優れています。特に2Lのペットボトルに砂を入れると、1本で約3〜5kgの重りになります。水を入れた場合は約2kgです。
砂の方が水よりも重くなる理由は、砂の密度が水よりも高いためです。砂の乾燥度や混じっているものによって重さは変わりますが、一般的に同じ容量で比較すると砂は水の1.5〜2.5倍程度の重さになります。
ペットボトルを重りとして使用する最大のメリットは、どこでも手に入りやすく、費用もほとんどかからない点です。キャンプ場で空のペットボトルを持っていれば、現地の砂や水を入れて簡単に重りを作ることができます。
使用方法としては、ペットボトルに砂や水を入れ、キャップをしっかり閉めた後、ロープやビニール紐でタープテントの支柱に固定します。複数本をまとめて使うとより効果的です。例えば、2Lペットボトル3本分で約9〜15kgの重りになるので、支柱1本あたりの目安である10kgに近づけることができます。
ただし、ペットボトルはプラスチック製なので紫外線による劣化が進みやすく、長期間屋外で使用すると割れたり水漏れしたりする可能性があります。また、砂や水が漏れる心配もあるため、キャップはしっかり閉め、可能であればテープで補強しておくと安心です。
さらに、環境に配慮する観点からも、使い終わったペットボトルは必ず持ち帰り、適切に処分することが大切です。使い捨てではなく繰り返し使用することで、エコロジカルな選択にもなります。
コンクリートブロックやレンガも100均重りの代わりとして有効
コンクリートブロックやレンガは、重さがしっかりあり形が整っているため、タープテントの重りとして効果的に使用できます。特にペグが打てないコンクリート上での設営時に役立ちます。
コンクリートブロックは、穴が開いているタイプであれば、その穴にロープを通してテントの支柱に結びつけることができます。重さは一般的なコンクリートブロックで約10kg前後あり、支柱1本あたりの目安重量をカバーできます。
レンガも同様に使えますが、穴がない場合が多いので、レンガに直接ロープを巻きつけて固定する必要があります。レンガ1つの重さは約2〜3kgなので、4〜5個使えば目安の10kgに達します。
ただし、これらの代用品にはいくつかの注意点があります。まず、コンクリートブロックやレンガは角が尖っているため、人がつまずいたり、子供が触ってケガをしたりする危険性があります。特に人が多く集まるイベントやマルシェでの使用は避けた方が無難です。
また、持ち運びの負担が大きいのも欠点です。40kg分の重りをコンクリートブロックで用意すると、車への積み込みや現地での運搬が大変になります。
さらに、ブロックやレンガの表面は粗いため、直接タープテントの支柱に触れさせると、支柱に傷がついてしまう可能性があります。間に布や紙を挟むなどの工夫をするとよいでしょう。
それでもキャンプ場に既にあるものを活用できる場合や、自宅の庭から持ってくる場合など、状況によっては便利な選択肢となります。ただし、キャンプ場のブロックやレンガを使用する場合は、必ず管理者の許可を得る必要があります。

ウォータータンクやウォーターバッグも優れた重り代用品
キャンプやアウトドアで使用するウォータータンクやウォーターバッグも、タープテントの重りとして有効活用できます。調査によると、これらは本来の用途である水の保管・運搬に加え、重りとしての二次的な使い方も可能で、一石二鳥のアイテムとして人気があります。
ウォータータンクは10〜20Lの容量があるものが多く、満水にすると10〜20kgの重りになります。タープテントの支柱1本あたりに必要な10kgの重さを簡単に確保できます。また、キャンプでは水を持っていく必要があるため、タープテント用の重りとしても使えば、別途重りを用意する必要がなくなります。
折りたたみ式のウォータータンクは、空の状態では非常にコンパクトで持ち運びやすく、使用後は再び折りたたんで収納できるため、スペースを取りません。また、コック付きのタイプなら、タープテントの重りとして使いながら、必要に応じて水を使うこともできます。
容量が小さめのウォータータンクを使う場合は、複数をロープでつないで使用するとよいでしょう。例えば、5Lのタンクを2つ使えば10kgの重りになります。
注意点として、ウォータータンクは飲料水用であることが多いため、砂や土を入れて重りとして使うと、本来の用途に戻すときに衛生上の問題が生じる可能性があります。水を入れて使用するか、飲料水用と重り用で別のタンクを用意することをおすすめします。
100均でも折りたたみ式のウォータータンクが販売されていることがあります。容量は小さめですが、価格が安いため、専用に重り用として購入するのも一つの選択肢です。一般的に100均のウォータータンクは5〜10L程度の容量があります。
重りの固定方法はマジックテープやロープで確実に行うのがポイント
タープテントの重りをどれだけ用意しても、支柱にしっかり固定できなければ意味がありません。調査の結果、効果的な固定方法としてマジックテープやロープの使用が推奨されていることがわかりました。
100均のウォーターウェイトの多くには、マジックテープが付いており、テントの支柱に巻きつけて固定できるようになっています。マジックテープは素早く取り付けられ、調整も容易なので、初心者にも扱いやすい固定方法と言えます。
一方、ロープを使った固定はより強固で、特に強風が予想される場合に適しています。ロープで結ぶ際は、単純に巻き付けるだけでなく、ほどけにくい結び方をすることが重要です。例えば、自在結びやもやい結びなどの結び方は、風によるゆるみを防ぎつつ、必要に応じて調整や解除がしやすいのでおすすめです。
ペットボトルや重し袋を使用する場合は、ビニール紐やガムテープも効果的です。ただし、ガムテープは長時間の日差しにさらされると粘着力が低下することがあるため、一時的な使用に限定した方が良いでしょう。
また、複数の重りを組み合わせて使用する場合は、それぞれをしっかり連結させることも大切です。例えば、2Lペットボトル数本をまとめてテープや紐で束ね、その束全体をテントの支柱に固定するような方法です。
さらに、重りだけでなく可能であればペグやロープでの地面への固定も併用すると安心です。特に風の強い日は、あらゆる固定方法を組み合わせることで、タープテントの安全性が格段に高まります。
最後に、定期的に固定部分をチェックすることも重要です。長時間設営している場合、風や振動によってマジックテープやロープが緩んでくることがあります。こまめに確認して必要に応じて再固定することで、事故を未然に防ぐことができます。
マルシェやイベント出店時は角の尖っていない安全な重りを選ぶべき
マルシェやイベントでの出店など、お客さんが多く集まる場所でタープテントを設営する場合は、重りの安全性に特に注意が必要です。調査によると、このような場所では角が尖っていない丸みを帯びた形状の重りを選ぶことが推奨されています。
コンクリートブロックやレンガなどは角が鋭く、人がつまずくとケガをする危険性があります。特に小さなお子様連れの家族が多いマルシェなどでは、安全面を最優先に考える必要があります。過去には、重りをつけていないテントが風で飛ばされて事故になったケースもあるようです。
100均のウォーターウェイトや専用の重りは、比較的丸みを帯びた形状になっているものが多く、安全性が高いと言えます。また、布製の重し袋やウォーターバッグなども、柔らかい素材でできているため、万が一接触しても大きなケガにつながりにくいでしょう。
マルシェ出店者の経験では、1脚あたり10kgの重りを4箇所に設置して合計40kgとしても、強風時にはテントがグラつくことがあるようです。特にテント屋根から風が抜けるタイプでないと、さらに風の影響を受けやすくなります。
また、マルシェでは見た目も重要なポイントです。むき出しのコンクリートブロックよりも、専用の重りや100均の製品の方が見た目も良く、お店の印象にも影響します。
イベント主催者から重りの重量について指示がある場合は、必ずその指示に従いましょう。例えば「1脚あたり10kg必要」と言われたら、それを下回らないようにすることが重要です。
最後に、マルシェやイベントでは設営スペースが限られていることも多いため、コンパクトな重りを選ぶことも大切です。広がりすぎる重りだと、隣の出店者のスペースを侵害したり、お客さんの通路を狭めたりする恐れがあります。

まとめ:タープテントの重りに100均商品を活用する際の重要ポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- タープテントの支柱1本あたり約10kgの重りが風対策の目安となる
- 100均の重りには重し袋タイプとウォーターウェイトタイプの2種類がある
- ダイソーの重し袋は220円程度で2Lペットボトル4本(約8kg)を入れられる
- ウォーターウェイトは330円程度で水5.5L(約5.5kg)を入れて使用できる
- 支柱1本あたり推奨重量の10kgを確保するには複数の重りを組み合わせる必要がある
- 100均の重りは専用品の1/5〜1/10程度の予算で揃えられるコスパの良さが魅力
- ペットボトルに砂を入れると1本で3〜5kgの優れた代用品になる
- コンクリートブロックやレンガも代用品として使えるが角が鋭いので注意が必要
- ウォータータンクや折りたたみバッグも水を入れて重りとして活用できる
- 重りの固定はマジックテープやロープでしっかり行うことが重要
- マルシェやイベント出店時は角の尖っていない安全性の高い重りを選ぶべき
- 強風時はタープテント自体の設営を見送るという選択も安全対策として重要